(2011/01/17) |
CPU |
Intel Pentium E5200 (2.5GHzを3.6GHzにOCして使用) |
M/B |
BIOSTAR TF7100P-M7 |
メモリ |
DDR2-800 3GB |
グラフィック |
GF9800GT-E512HW (GeForce9800GT) |
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以前のメインPCの故障に伴い、新たなるPCを入手。
E2140は定格では1.6GHz動作だが、2.6GHzにオーバークロックして使用。
現在のところまったく問題は生じていない。
Super Pi mod では100万桁が26.110秒。(2.6GHz時)
ちなみに下記P4 2.8GHz(3.2GHzにOC時)だとSuper Pi (modでは無い)が 1分10秒なので、同クロックのP4と比べても、単純な計算ならかなり高速といえる。
グラフィックボードが無いので、次はそれを付ける予定。
ただ、内蔵のグラフィック機能でも最新のFPSでもない限りは問題なく、下記6600GTと比べても2D表示性能は遜色ない。
ちなみに HotSwap! による内臓SATAの停止交換が可能 windows_xp_sp3 + WD15EADS-00P8B0 (全ての環境で可能かは不明)
2008/03/23 CPU置換
CPUをceleron420からE2140に変更。
celeron420のオーバークロック設定をそのまま引き継ぎ、2.6GHzで問題なく動作中。(E2140も定格は1.6GHz)
HDBENCHを見ると、CPUのスピードはちょうど2倍で、メモリのリード速度は2倍、書き込みはそのままとなっている。
グラフィックやハードディスクは大きな変化はない。
cel420と比べると明らかに重たいアプリが高速化している。
複数のアプリを同時に立ち上げてもカクカクすることがなくなった。(思いっきり重たいアプリを起動すればカクカクするとは思うが)
2009/03/25 グラフィックボード取り付け(9800GT)
グラフィックボードをついに入手。
9800GTは「EC」という省電力バージョンが出るという噂が3月上旬から出回っていたのでしばらく待っていたが、いつまでたっても発表されないので、とりあえず普通の9800GTを入手。
ちなみに、オンボードのグラフィック機能の約22倍程度の性能があるようだ(3DMark06)
2009/04/24 CPUをE2140からE5200に交換
E5200をオーバークロックして3.75GHzにて使用。
CPU電圧 1.365V
倍率 12.5倍
BUS SPEED 300MHz
リテールファンが4ピンなのに気がつかず、間違ったピンを3ピンの電源に差し込んだためにファンが回転せず、コア温度が一瞬100度を超えた・・・。
ちなみに、4ピンのファンでも、3ピンのファン用電源ピンに正しく差し込めは正常に動作する。
リテールファン使用で3.75GHzにOCしても、アイドル時の温度は室温プラス7度程度。(室温26度・コア温度33度)
相当無茶をしなければリテールファンで十分な感じである。
(そういえば、プレスコットのPentium4だとアイドル時でも70度くらいだった気がする。)
Super Pi mod 1M がクロックアップ率(1.4倍)よりも早くなっている。(約1.55倍)
2次キャッシュが1MBから2MBの2倍になったのが影響しているのかもしれない。(そのほかにもいろいろ改良されているはず)
PCが落ちる 2009/05/05
3750MHzで起動しているとどうも頻繁にPCが落ちる。
CPU、NB、メモリの電圧を調節したり、メモリタイミングの設定を見なおしても、改善されない。
とくにaviutlでmpeg2の動画をxvidに変換中によく落ちる。
12時間で落ちることもあれば、15分で落ちることもある。
このままではまともに使えないので、何とか落ちない設定を探ることにする。
もともとこのマザーボードは中古で購入しており、その時点ですでにIDEがおかしかった。
もしかしたら、前のユーザーが負荷をかけすぎてなんらかの機能障害が発生しているのかもしれない。
それとも新品時から不良品だったのかもしれない。
そのせいか、MCPが明らかに熱い。
そのあたりが頻繁に落ちる原因のような気がする。
一応冷却はしてみたがあまり変化がない。
そこで3750MHzでの常用はひとまずあきらめて、3333MHz程度での常用を考えることにする。
まずFBSを260MHzに設定。
ORTHOSというPCに負荷を与えるソフトを使ってCPUとRAMに負荷をかけ続ける。
その上で地デジを見ながら録画して、mp3を再生させてみた。
そしてついでにwebを見て回る。
1時間30分ほどその状態を続け、CPU使用率は常に100%を維持、RAMも2GB全部を使い切った状態を維持したがOSが挙動不審になったり、PCが落ちることはなかった。
ORTHOSもノーエラーだった。
この状態ではおそらくPCが落ちることはないものと思われる。
3300MHz程度ならばこのマザーボードでも耐えられるようだ。
ただ、この状態では、HDDへのアクセスは少なく、aviutlを使用しての動画変換時のようなHDDへの頻繁なアクセスは発生していない。
何となくHDDへのアクセスが発生するタイミングと落ちるタイミングが近い気がするので、今度は動画変換をしてHDDへの負荷をかけてみる。
・・・
やはり落ちる。
CPUの温度も40℃?50℃で、とても熱暴走する温度には思われない。
やはり安物のメモリのせいか、それとも電源がだめなのか。
そういえばBIOSのアップデートは一度もしてないので、ためしにやってみることにする。
とりあえず今入っているBIOSのバージョンを見てみると、2008/03/03の日付になっている。
E5200が発売されたのが2008/08/31くらいなので、なんと半年も開きがある。
今までPCの起動画面でE5200と普通に表示されていたので、特に気にも留めなかったが、もしかしたらこれが原因かもしれない。
このマザーボードはwindows上から簡単にBIOSのアップデートが可能で、さっそくwebサイトでBIOSとアップデート用のユーティリティーを入手。
最新のBIOSは2008/09/04、まさにこのE5200が発売された時期に重なる。
そして説明には、「Update CPU micro-code」の文字がある。
もしかしたらこれがE5200に正式対応したということなのかもしれない。(そうだとうれしい・・・)
BIOSの更新は数分で終了。
再起動し、再度BIOSの設定をし直す。
とりあえず3600MHzくらいからはじめてみる。
BIOSアップデート前、3600MHzで動かした場合は電圧を1.4VかけなくてはOSが起動しなかったが、アップデート後は1.3Vで難なく起動。
アップデート前と明らかに挙動が変化している。(明らかに改善している。)
まだアップデートしたばかりなので確かなことは言えないが、少なくとも3600MHzが1.3Vで起動し、動画エンコードをしてもすぐには落ちないのは確かである。
ただ、長時間のテストはいましている最中なので、結論はまだ先になりそうだが。
考えてみれば、負荷をかけると確実にブルースクリーンも吐かずに一瞬にして再起動するというのはソフトウェアの問題とは思えない。
aviutlが悪いのか、xvidが悪いのか、いろいろ考えたが、ソフトの問題なら最悪でもOSがフリーズ、又はブルースクリーンを吐いて停止するはずである。
今までもオーバークロックの失敗によりいろいろなPCがフリーズしたり、ブルースクリーンを連発したりしてきたが、何の前触れもなくPCそのものが再起動するというのは例がなかった。
今まで、BIOSよりも新しいCPUを使ったことがなかったのかもしれない。
今回、明らかにBIOSよりも新しいCPUを導入したことにより、今回のような問題が生じた可能性は高い。
「とりあえずBIOSは常に最新のものを」
とくに新しいCPUを入れる場合はとりあえずBIOSのアップデートをするべきである。
・・・
24時間連続で動画変換などの作業を続けてもフリーズや再起動がかかる事がなくなり、今回のBIOSアップデートにより、問題は解消されたと判断できる。
ついでにNB(MCP)にファンを取り付けた。
取り付け前は50℃以上になっていたが、ファンをつけると最大でも43℃程度になった。
これも安定化につながっている気がする。
6ピン補助電源2009/05/17
何十時間動画変換を続けてもまったく落ちなくなったが、ある時突然大した作業もしていないのに画面が真っ暗になってPCが再起動するようになった。
再起動といっても普通の再起動ではなく、電源のLEDとディスクアクセス時に光るLEDがチカチカと交互にしばらく光って、その後起動時のBEEP音がしてディスクへのアクセスが始まるが一向に画面が表示されない、という状態が続いた。
これでは再起動というより起動不能状態である。
ディスプレイが壊れたか、電源が壊れたか、マザーボードのコンデンサでも膨らんでいるのか、いろいろ調べたがとくに不審な点は見当たらない。
画面が映らないのでビデオボードの故障かと思ってボードをよく見てみたが表面的には特に変化はない。
しかしよく見てみると9800GTに繋がっている6ピンの補助電源が抜けかけていた。
それをしっかりと差し込みなおしてPCの電源を入れると、何事もなかったかのように普通に起動した・・・・。
教訓 「画面が真っ暗になってLEDがチカチカしたら補助電源のコネクタを確かめよう」
夏場に向けて熱対策のためにPCの箱の横を開けて外部から風を送っており、その過程で補助電源のコネクタが緩んだものと思われる。
補助電源不要の9800GTもいよいよ各社より発売されだしたので、もうしばらくしたら交換するかもしれない。
変更履歴
2009/03/25 グラフィックボード取り付け(9800GT)
2008/05/23 CPUをceleron420からE2140に変更
2009/04/24 CPUをE2140からE5200に交換
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サーバPC |
CPU |
INTEL E2140 (1.6GHzを2.4GHzにOCして使用) |
M/B |
ABIT AR I-N73HD(MCP73) |
メモリ |
DDR2-800 1GB |
HDD |
Maxtor 6B300R0 : 300.0 GB
WD10EADS-00L5B1 : 1000.2 GB
WD10EACS-00D6B0 : 1000.2 GB
WD10EACS-00D6B0 : 1000.2 GB
WD10EACS-00D6B0 : 1000.2 GB |
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ABIT AR I-N73HDについて
このマザーボードの特徴は・・・
ATX 12V 8ピン電源コネクタ
少し古い電源にはこの8ピンコネクタは付いていない場合が多い。
これは従来CPU周りに電源を供給してきた4ピンコネクタがそのまま2つ連なった形状をしており、4ピン→8ピン変換コネクタを付ければ古い電源の流用が可能である。(ただし供給可能電力に注意が必要)
私の場合は変換コネクタが手元に無かったので、そこらへんに転がっていた電源から4ピンコネクタをちぎって付けて4ピンコネクタを二股化させて対応した。(そのままでは付かないのでコネクタをヤスリで削ったりしなくてはならないが・・・)
ちなみに、4ピンコネクタ1本をだけを挿しても動くという情報もある。(すべてのM/Bがそうだとは限らない)
8ピンになっているのは、100w以上の消費電力があるクワッドコアのCPUなどに電力を供給する事を想定してのことであり、シングルコアやデュアルコア程度の消費電力では4ピンでも問題ないという話である。
電源に4ピンしかない場合は、念のために8ピンに変換するコネクタを買っておいて(数百円程度)、いずれ電源を新調する際にはじめから8ピンコネクタの付いたものに買い換えればよい。
メモリを選ぶ
安物のノーブランドメモリだと起動しなかったり、OSが途中で落ちたりする。
その場合は少しだけメモリの電圧を上げてやると解決する場合がある。
それに加えてレイテンシを上げてやると更に改善することもある。
下記「追記」参照
チップが熱くなる
nVIDIAのチップセットが内蔵されているが、それに付いているのが普通のヒートシンクだけでファンも付いていない。
起動後しばらくすると明らかに熱いと感じる。(50度以上はありそう)
夏場にこのボードを使ったPCが不安定になったら、チップについているヒートシンクにファンを取り付けるなどして冷却することをお勧めする。
私の環境では、室温25度ですでに不安定になり、ファンを取り付けた結果安定するようになった。
ちなみにこのマザーボードに付属しているシステムモニタで各所の温度を見られるが、このチップセットの温度は見られないようである。
(SYSという項目があるが、明らかに温度が違う)
下記「追記」参照
オーバークロックがしにくい?
ほかのマザーボードで問題なくオーバークロックできたCPUをこのボードで同じクロックでオーバークロックしようとしたがうまくいかない。
マザーボードが問題なのか、安物のメモリが問題なのかは不明だが、少なくとも私の環境ではBIOSTAR TF7100P-M7よりはオーバークロック耐性が無いように思える。
ただ、良いメモリを取り付ければ安定してオーバークロックできる可能性はある。
下記「追記」参照
HDDのエラーを訂正後は、1600MHz定格のcel 420 を 2500MHz で動作中。
2666MHzを設定すると、動画再生時に開始が異様に遅くなり、30秒ほどフリーズしたかのようになるので、2500MHzに落として使用中。
ちなみにこのcel420は上記メインPCでは2666MHzで問題なく使用できていた。
windows2000がHDオーディオと相性が悪い
[ NVIDIA HDMI Audio Device ] がwindows2000と相性が悪く、これを有効にするとwindows2000が起動途中でブルースクリーンになる。
対処方法としては、このデバイスのドライバをインストールしない、またはセーフモードで無効化すればよい。
最新のドライバなどを当てれば動くのかもしれないが、これを有効化しなくても音は鳴るので、面倒なので私の場合はそのままにしてある。
追記
導入時いろいろとトラブルがあったが、それはもしかしたらHDDのせいだったかもしれないことが最近判明。
このPCを組んだときに今までデータ保存用に使っていたHDDをそのまま流用し、そのHDDのエラーチェックもせずにOSを組み込んでしまった。
その結果エラーが続出し、結果的にPCが不安定になっていたようである。
(それに気が付いたのは最近である)
もしかしたら、上記の問題点も大部分はこのHDDのエラーが関係するかもしれない。
HDDのエラーを回復させて以来、完全に安定して運用ができるようになり、一度もブルースクリーンやフリーズがなくなった。
もしかしたらOCやメモリの問題もこのHDDのエラーから生じていたのかもしれない。
ちなみにHDDは SAMSUNG SV1203N というサムソン製のHDDで、USB接続用のHDDの中身を引っ張り出したものである。
そういえば、サムソンも自社のPCにはサムソン製のHDDは入れないらしい・・・。
やはり信頼性に難があるのだろうか。
USB接続用のHDDはたいした負荷がかからないので(USBは転送速度が遅いので)多少信頼性が無いHDDでも使う場合がある、という話である。このHDDもそれなのだろうか・・・。
「 OSが不安定な場合は、まずはじめにHDDを疑うべし 」
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最近のPCは特に繊細になりつつある気がする。
MSXやPC98も確かに不安定になることもあったが、今のPCはまるでスポーツカーのようにセッティングがシビアな気がする。
ちょっとしたことで不安定になったり起動しなくなったりする。
半田ゴテでICやら抵抗やらを取ったり付けたりすることももはや不可能に近い。
そのうち人間の脳のようになって、内部を肉眼で見ることさえ出来なくなるかもしれない。
すでにシリコンチップは樹脂で固められているので肉眼では見られないが、近い将来、全体がひとつの固まりになってしまうに違いない。
そうしたら、PCIボードがどうのとか、メモリ増設がどうしたのとか言う話題も過去のものになるはずである。
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